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おさんぽ、本、映画について書いていきます。

疑惑のチャンピオン

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疑惑のチャンピオン観てきました。

〔あらすじ〕自転車選手、ランス・アームストロングは癌を克服しツール・ド・フランスを七連勝するも、それはドーピングによる勝利だった…


てきな話です。本(ただ、マイヨ・ジョーヌのためでなく)も読んで知ってたけどおもしろかった〜!!


▼私の経緯
本を読んで感動→ドーピングと知る→騙された怒(遅)→今の王者フルームへの不信感募り(フルームいい迷惑)→いやチーム・スカイはアンチ・ドーピングを貫いているし→落ち着く→フルームの自叙伝読み出す→映画みにいく

というアンチ・ドーピング月間の7月…。もう自転車業界と自分がわからない(フルームは信じてるのにー。お願いだよー。)


▼以下ネタバレ感想
私はここ最近のツールファンなので、昔の映像がみれたのもよかったです。わー!ほんとにマイヨ・ジョーヌ着てる〜笑 と思って。当時を知らない私には全て夢物語。コンタドールだけ知ってる人でした。
映画の映像のフィクション山岳場面は、いやほんものの観客のコスプレ&並走はもっとやばいから12ステージにいたあいつら連れてこいや!と思いました笑(フルーム、ポート、モレマはほんとにかわいそうでした。激おこ!)

ランスのドーピングを見破ったウォルシュさんがランスの山登る姿をみて前と違いすぎる!!!って気づくのすごいよね。そういう人になりたい。笑 そしてガリレオ・ガリレイてき立場になってかわいそう


▼どうしてこんなにドーピングが蔓延するのか

こうなってくると

>>2位じゃだめなんですか!!<<

って思うよね。1位を求めすぎるからこういうことになるのでは?でも2位じゃだめだよね?


1位のフルームだってかっこいいけど、落車があったりけががあったり体調よくなかったりそれぞれ抱えながらツールを走る姿そのものが大事だと思う!と思うんだけど選手からすると契約とか生活とかお金の問題があるしねー。極端に言えば英雄か無職かみたいな。サガンだって去年ずっと2位でそれだと2位だよねみたいに言われちゃうしね。。スポーツ選手は強くてなんぼだから勝たなきゃ!っていうプレッシャーはあるよね。しかもみんなやってるよ!ってなっちゃあねえ〜(日本人か!)
あんなに血液入れたり出したりしてよく生きてんな〜と思っちゃうわ〜しかもかなりめんどくさくない!?!?間違ってチームメイトの血を輸血しちゃったりしないの〜?
ドーピングを指南していたミケーレ・フェラーリ医師も変態すぎてちょう気になるわ〜





あと最後のTVでドーピングしてましたか?にYesって言う場面おい今さらかよほんとに!って今さら思いました笑




「ただ、マイヨ・ジョーヌのためでなく」に、人生に希望を持って生きたい!という人が亡くなって、命を捨てるような愚行をする人が生きのびたりするところをみてきた(ちょっと忘れちゃって言葉のニュアンスが違うけど)ってお医者さんが言うところがあるんだよね。ランスは生き延びて前者っぽかったけど後者になってしまったところがあるよね。

結局どう生きるかを人はよく見ている、と思う。ドーピングしたっていう事実は一生ついてまわると思うけどそれでもこれから真剣に誠実に生きればそれに共感してくれる人もいるはず。自分のエゴに負けずに真剣に誠実にこれから生きれるといいね。