&Premium
2月の頭におばあちゃんが亡くなって、どういうことなのか分からずにお通夜とお葬式に行って、悲しくてお経に助けられて帰ってきました。激動の2月。
&Premium4月号を立ち読みしていたら、Over90人生の先輩のインタビューが載っていて読みふけってしまったので買いました。
あのときお通夜の席に座って、おばあちゃんはどういう人生だったんだろうと考えました。
結婚したとき辛くてよく夜中に実家に帰ってたという話を聞きました。
信仰深くてよくお寺に行っていたと聞きました。
おばあちゃんはお花の先生で、おばあちゃんのお花の先生に私の話をしていたと聞きました。私がピアノの先生だから。教えることは難しいことだからと口癖のように私に言っていました。
90を超えた人たちは何を考えて生きてるのかどういう人生だったのか知りたくて読みました。
◎外山滋比古さん
「生活をするということはそのまま自分の頭でモノを考えることである。」
「転んだら、自分の力で立ち上がらなくちゃいけないんですよ。立ち上がるときに発揮される力は、転んだときよりも必ず大きい。(…)普通は転ぶ前と立ち上がったときでは同じではないっていうことに気づかない。」
◎パイロット 高橋 淳さん
「怖さを忘れないこと。怖さを持っていないと危険です。」
◎テレビプロデューサー 石井ふく子さん
「どうしてもやりたいことは時機がくるまで待ちます」
◎坂本フジヱさん
「今の人は待つということをなかなかしないんですよね」
◎
お通夜でもお葬式でもたくさんの人が泣いて私も泣いてたくさんの人が集まってそれがおばあちゃんの人柄だと思いました。
私は遠くにいて大変なこと何もしてなくて泣く資格なんかないのかもしれないけれど。
今までお線香をあげる意味が分からなかったけどそれは弔いの心ということに気づきました。思いを寄せること、それが大事ですね何事も。それが供養になると信じます。