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おさんぽ、本、映画について書いていきます。

村上さんのところ コンプリート版

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ついに買ってしまいました。旅行の暇つぶしにと思って。
先週埼京線で、これのリアル書籍バージョンを読んでる人を見かけてあ!と思ったんです。初めてKindleアプリで読む用に電子書籍を買いました。

ネットで受け答えをしていたころがんばって読んでましたが私はなにしろ冬は忙しくて(知らねえよというかんじですね)3月くらいから全部読めなくなってしまいました。


今回は外国からのお便りを集めたカテゴリ、「14.コンニチハ、ハルキさん」から読み始めました。外国の人が一生懸命日本語でメッセージしているのを読んでいると熱いものを感じます。本を日本語の原文で読みたくて日本語を勉強したっていう外国人もたくさんいるし、すごいなあ!!細かいニュアンスまでわかりたくてという気持ちはすごくわかります。でも私はこんな風に上手に日本語でメッセージできるかな?できないな?ねえ。




感受性を磨くためにはどうすればいいか? とても漠然とした質問なので、僕の回答も漠然としたものになってしまいます。(…中略…)ひとつだけ言えるのは、気持ちよく生きて、美しいものだけを見ていても、感受性は身につかないということです。世界は痛みで満ちていますし、矛盾で満ちています。にも関わらずきみはそこに、何か美しいもの、正しいものを見いだしたいと思う。そのためには、きみは痛みに満ちた現実の世界をくぐり抜けなくてはなりません。その痛みを我が身にひりひりと引き受けなくてはなりません。そこから感受性が生まれます。(…略…)。


これはネット時代にメモしたものです。私もこないだ同じような質問をされた!(?)と思って!びっくり。“気持ちよく生きて、美しいものだけを見ていても、感受性は身につかないということです。”か〜。厳しいね。でもひとつひとつの場面を誠実にきちんと生きていくことが大事だなあと最近思います。

kindleもお気に入りとかみたいにできるといいんだけどできるのかな?使い方がまだ慣れなくて大変です。