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おさんぽ、本、映画について書いていきます。

「つなみ」の子どもたち 〜作文に書かれなかった子どもたち〜

「つなみ」の子どもたち
作文に書かれなかった子どもたち
「つなみ」の子どもたち/文藝春秋

津波から逃れた子どもたちに作文を書いてもらった文春増刊号からこの本は一歩進んで、ジャーナリストの著者がその子たちの何人かの家族に取材をしてどういう人生があってどう津波にあってというのを作文を書いた後も含めてまとめています。

読むの辛い(;_;)一番最初が奥さんを亡くして、自分の家族も亡くしたというお父さん。そんなことないよ!自分をそんなに責めないで!って思うけど、自分が死ねばよかったとか助けてあげられなかったとかこれもあれもできなかったとかああしてたらよかったとか思うのもほんとに仕方ないよなあと思った。それでも次へ進もうってしてるの(;_;)作文を書いた女の子もちょういい子なの(;_;)神様辛いことがあったみんなにいいことがありますようにって思う(;_;)

作文を読んだ全国の人から贈り物がたくさん届いたっていう高校生の少年はほんとに偉い!もともと不良だったけど作文書いたら英雄になってちょっぴりいいこになったらしい!よかったね!

津波とこの本からの教訓は、とにかく高いところに逃げる!自分を守る!
なのだなあと思った。そんなこといってたって分かってても逃げられなかったりするのだけれど。運がよかったって言ってる人もたくさんいるし・・・でも運の精度を上げるには心構えも大事だよね。