「つなみ」の子どもたち 作文に書かれなかった子どもたち 「つなみ」の子どもたち/文藝春秋 津波から逃れた子どもたちに作文を書いてもらった文春増刊号からこの本は一歩進んで、ジャーナリストの著者がその子たちの何人かの家族に取材をしてどういう人生が…

ナチ占領下のフランス―沈黙・抵抗・協力 (講談社選書メチエ)/講談社 高校で世界史やったのに２０cのヨーロッパ情勢がどうやら抜けてるようなので借りてきた(・ω・)フランスは連合国側って印象で、勝ち組だと思ってたよ(゜レ゜)なのに『さよなら子どもたち』…

ハーバード白熱教室講義録・上 ハーバード白熱教室講義録＋東大特別授業（上）/早川書房 ハーバード大学教授のマイケル・サンデルさんの講義を文字で読める本。 マイケル・サンデルさんは生徒たちにどんどん意見を言ってもらって議論させてうまく導いて授業…

ある秘密 ある秘密 (新潮クレスト・ブックス)/フィリップ グランベール [要約] “ぼく”はずっと兄さんがいると感じていた。一人っ子として育てられていたが憧れの想像上の兄さんがいつも助けてくれるような気がしていた。ある日、屋根裏部屋で隠されていたぬ…

◆すべて真夜中の恋人たち なんと図書館で私の後に５９人待ち。責任感じちゃうね(ゝ。∂)（笑） すべて真夜中の恋人たち/川上 未映子 切ない系恋愛小説。主人公が勤めていた出版社を辞めて校閲の仕事でフリーになるとこから始まります。主人公の仕事仲間みたい…

金沢城とからくり寺妙立寺のあいだに犀川という川が流れてるんだけど、犀川・・・犀川先生！というわけで、前書いたけどまーいっかと思って封印していた本をご紹介。主人公犀川先生のミステリー。これシリーズだから続き読も〜(°▽°) すべてがFになる (講談社…

人質の朗読会/小川 洋子 人質の朗読会 外国で捕われた日本人たちが自分たちで自分の話を文章にして朗読するという話。それぞれのお話が短編小説のように組まれています。いやーほんとに何を考えているのか！変な人だなあ〜！笑 これもなかなか悪くないけど今…

ムーン・パレス読了 ムーン・パレス (新潮文庫)/ポール・オースター 小川洋子さんのおすすめ本っていうコーナーをみてたらちがう作家さん（忘れちゃったごめんなさい）のおすすめ本がこれだったの。柴田さんの訳が秀逸という紹介。私は海外ものにどーもなじ…

名画を見る眼 続 名画を見る眼 これは多分ちょう有名な本で高階秀爾さんも高校の教科書とかに載ってる人だし模試でいえば現文芸術ジャンル代表みたいな人だと思うけど今までこれ読まなかったのわたし不思議。眼なのに目で蔵書検索した疑い平たくいえば絵画の…

喜嶋先生の静かな世界 (100周年書き下ろし)/森 博嗣 おおおこれは好きだ。すべてがFになる読んでおもしろかったから、もひとつよもーってなってこれが選ばれた。出てくる女の子がなんかちょっと特殊すぎる。そんなん？みんな？笑内容は主人公の理系少年が大…

寝ながら学べる構造主義 (文春新書)/内田 樹 これはおもろーだた！ まえがきであたまをがーん(゜Д゜)とやられたわたし。 そもそも構造主義とはなんぞやという興味から読んだのだけれども前よりはわかったかも(＞_＜)前に読んだ本が全くわからなかったから再…

臨機応答・変問自在 森博嗣 ミステリの森博嗣さん借りてみたー(⌒▽⌒)まだいっこも読んだことないんだけどね。先に新書を借りてしまったというミス。森さん作家でありながら大学教授とか・・・。(すごかりし) この本は大学の授業で成績つけるために学生に質問…

ゴダールと女たち 四方田犬彦 [要約]ゴダールの映画と人生を女の子たちとの関係から考察だいたい４人の女の子がいて、ジーン・セバーグ、アンナ・カリーナ、アンヌ・ヴィアゼムスキー、アンヌ＝マリー・ミエヴィルの章にわかれてます。ジーン・セバーグは違…

森本美由紀さんの画集systeme de la MODE買ってしまった〜こんな女の子になりたい(＾ω＾)まぐまぐ あと古本屋さんでみつけた昔のイラストノートに載ってたきもののおくさまがうつくしゃす！！↓

少女 アンヌ・ヴィアゼムスキー 女優さんのアンヌ・ヴィアゼムスキーがロベール・ブレッソン監督の『バルダザールどこへ行く』で初めて映画出演したときの自伝的なおはなし。 映画製作の現場が垣間見えちゃうよ(＾ω＾)映画ってこんな不安定に作られてるのー…

アムリタ読了。キッチンより好きかも〜(゜▽゜) 主人公はお母さんと弟と住んでて、死んだ妹の彼氏から荷物が届くところからはじまります。犬とリンゴと小説。 このときすごく眠くてでもこれよみながら布団入ったり寝たり起きたりしてたらちょう楽しかった！な…

ヨーロッパ退屈日記 (文春文庫 131-3)/伊丹 十三 伊丹十三のおしゃれ本 紅茶一杯２５円、エルメスのバックが５万円の時代。私は ■女性の眼で見た世界の構造 の章が好き(＾ω＾) 女の子の会話っておもろーだよね。私も好き！

ギリシャに行きたいな〜って思って地球の歩き方みてたらどうやらこれはギリシャ神話を知らないことには話がすすまないらしいということで、 「私のギリシャ神話」阿刀田 高著 を借りました。小説家の人が書いてるからちょう分かりやすい〜！私みたいにちゃら…

◆世界の終わりとハードボイルドワンダーランド読了ずいぶん前に読みはじめて一角獣について図書館のお姉さんと調べるところで進んでなかったんだけど、ようやく最後までいきました(⌒▽⌒) 世界の終わりの章とハードボイルドの章が交互に進むんだけどどっちがど…

巨震 激流 をいただきました(>_巨震激流 (3.11東日本大震災)/三陸新報社 （Amazonで購入可能）この本は現地の記者の方が撮影した写真と新聞記事、現地の方の証言などで構成されています。 気仙沼のジャスコでは品切れでした(>_関東でもいくつか写真集がでて…

７月本 〜今月は上野で見つけた３冊〜 ◆人生の特別な一瞬 長田弘さんのエッセイ集。 本と旅の話に深く共感。そしてブラウニーの素敵な話もありました。◆地球のはぐれ方 結構辛口コメントの皆さんの集まりで…その土地がかわいそうだよ〜と援護したくなります…

本 ◆世界の日本人ジョーク集 船が沈没するときに何て言ったら海に飛び込んでくれるでしょう 日本人：「みんな飛び込んでますよ」的なのがたくさん載っているんで、外国人から日本人がどうみられてるのかしらと自意識過剰になって（？）、読んでみました。昔…

舞台の台本３本です。実際観たらもっと楽しいだろなー(>_<)って思います。 「だから、僕はどういう結末にすればいいんだ？誰もが人に言えない秘密や願望や欲望や生理的な欲求をもっている。だから、人生を続けていくためには、人は許すしかない」 とかいう…

今月のブルータスが本屋さん特集です 630円！個人的にお気に入りなのは 数ページにわたる美しすぎる本屋のページ。外国だけど。ちっちゃくだけど埼玉の須原屋も紹介されてた〜! 嬉私が行った京都のガケ書房もでてた！(⌒▽⌒) 「無意識で求めている本を買わせる…

GWにアンナ・カレーニナ読了しました(∋_∈)記録のためだらだらと当時のテンションをそのまま↓ ◆アンナ・カレーニナ読了 アンナは不倫、アンナの兄ちゃん（オブロンスキー）も浮気だしでひどい兄妹だけどアンナにすぐ共感しとった〜(:_;)だめよアンナ！って何…

ついにきたー！！ アマゾンで去年頼んで入荷待ちだったのです。 ４つの映画のセリフが全部書いてある本です （アニーホール インテリア マンハッタン スターダストメモリー） 字幕スーパーほしいお気に入りのセリフは〜「what'd you do,come by way of the P…

原稿零枚日記 小川洋子さんの日記のような本です。 日記だと思って読んでたのに途中からなんか違うなあって思ってたら日記風小説でした おもしろいし美しい〜！ 同じ日本語を使っているのにどうしてこうも違うのかー！ ！(;o;) 日記けれど日を追うことで起承…

出版を願って作家は原稿を出版社に送るのですが、編集者たちはあの手この手で断ってきます。断りの名文 不採用通知の数々をコレクション。 たとえば[書き出しの行にrが多すぎる]とか理不尽なものから[なにやら木がいっぱい出てくる話だった] 感想？みたいの…

イタリアのコメディーぽい短編読み中。 日本昔話みたいだなあ〜 「ピアノ・ビルがまたフーガの技法を練習している。それにしても、最高の指づかいだなあ」 笑

手塚治虫がすごすぎて あーもーほんとすごい。巨匠コーナーにありましたもの。 途中まで借りてたのに続き読みたくて買っちゃいました。 これはかりた(･_･ 三･_･) 雑誌のフロクを月に何回書くか がマンガ家人気のバロメータだったりしたとか（ ・(ェ)・）マン…